結婚式ならいつまでにどれくらいお金を用意しておけばいいか分かり、準備ができます。
ただ、身内が亡くなるとは急な場合が多いです。
ビックリするほど結構まとまったお金が必要となります。
だいたいこれくらいかかったよ、これくらいのお金はすぐ用意できるようにしといた方がいいよ、ということを書いていきます。
ちなみに、このことは兄にも了解を得ています。私と一緒で、「同じような状況で困っている人の役に立てるかも」と言ってくれました。なのでなるべく詳しい金額を書いていきますね。
身内が亡くなった時に必要なお金
あくまで参考程度で見ていただければと思います。
母の葬儀は家族葬で行いました。
そして仏式ではなく神式でした。
葬儀の人数は、私たち兄弟を含めて11名で行いました。お通夜はありがたいことに約40名ほど来てくださいました。
あと、父のお墓がすでにあったので墓石代は含みません。そして遠方から親族や友人は来ていません。
なのでかなり安い方だと思って下さい。
ちょいちょい出てくる「心付け」は「お礼」みたいなものです。心付けは1番難しい問題だったので、また別の機会に紹介させてもらいますね。
お通夜・お葬式
▷病院へ
- 死体検案書 52,000円
▷葬儀屋へ
- お通夜・葬式代 590,000円
- 通夜の食事代 13,000円
- 葬儀の食事代 56,000円
- 火葬場へのマイクロバス代 35,000円
- 火葬代 20,000円
- 心付け(トータル)20,000円くらい?
▷神主(神社)へ
- お供え物 3,000円
- 心付け 300,000円
- お車代 20,000円
- お食事代 20,000円
※火葬場の方への心付けは断られました。
法要
五十日祭(仏式でいう四十九日)・納骨祭・合祀祭を行いました。
納骨祭→お墓にお骨を入れる儀式
合祀祭→神棚に祖霊舎(位牌)を移す儀式
▷霊園へ
- 墓石へ文字入れ代 52,000円
- 承継代 2,160円
- お部屋代 10,800円
- 納骨の手伝い 2,160円
- 心付け 5,000円
▷神主(神社)へ
- 五十日祭 40,000円
- 納骨祭 20,000円
- 合祀祭 20,000円
- おそなえ 5,000円
- 心付け 50,000円
▷その他
- 法要後の食事代 82,000円
その他
- 住民票などの印紙代
- 遠方から来られた方のホテル代や交通費
- お墓代
役所などの手続きで必要なガソリン代や駐車場代などの交通費も、塵も積もれば…です。
玉串料(お香典)・お花のお返し
頂いた金額の半額のもの(カタログギフトなど)でお返ししました。
お花は金額が分からなかったので、気を遣わせない程度のお返しをさせてもらいました。私の友人達からの分はスタバカードにしました。
合計金額は…
1,418,120円!!
結構な金額ですよね…。
その他の金額は含んでいません。
かなり人数も少なくて、ランクも中の下くらいで、お墓も元々あったのに…。
入るお墓がなければこれにプラス100~200万、遠方から来られる方がいたらホテル代や交通費などで数十万必要になってくるかもしれませんね…。
社長さんなど、盛大にされる場合は高級外車が買えるほどの金額になるそうです…。
検索で来られた方へ
お悔やみ申し上げます。
とてもお辛いとは思いますが、亡くなられた方が心おきなく成仏してもらうためにも、残された家族が力を合わせて乗り越えていかなくてはいけません。
しばらくは気が引き締まっていても、諸々の手続きや法要などが終わるとドッと疲れや哀しみが押し寄せてくるかもしれません。1人で考え込まず、誰かに相談して支えてもらってくださいね。少しでも早く平穏な日が過ごせることをお祈り申し上げます。
読んでおいた方がいい本
亡くなって、葬儀も終わってからでしたけど、こちらの本を買いました。
いろいろ見た中で1番読みやすかったです。
漫画が多めならこちらがいいかもです。
場所を取らない文庫本ならこちら。
おわりに
そんなにかかるの!?
ってビックリすることだらけでした…。
でも今までたくさん節約してきて、贅沢を全くしてこなかった母なので、ある程度のことはしてあげたかったんです。あとお忙しい中来てくださった方にも失礼がない程度のお食事などを用意させてもらいました。
私たち兄妹は、何も準備しなまま、何も分からないままこの日を迎えました。誰かのお役に立てることを願うりえっこなのでした☆
最後まで見てくださってありがとうございます。
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