喪中(もちゅう)の時にやってはいけないと言われていることって多いですよね。
でも現代ではそこまで気にしなくてもいいと神社の権禰宜さんに教えてもらいました。ただ忌中(きちゅう)の時は気を付けなきゃいけないことはいくつかあるのです。
※権禰宜(ごんねぎ)とは、宮司さんの2つ下の階級の方のことです
やってはいけないこと
「いけない」というより、「控えた方がいい」という考えなんだそうです。
お祝い事
結婚式や七五三・ひな祭りなど、誰かを祝う行事はなるべくしない方がいいとされています。ただ七五三やひな祭りは、祝うというより成長や健康を願う行事なので、そこまで気にしなくていいという考えもあるそうです。
もしどうしてもという場合は、盛大ではなくささやかに行うと良しとされています。
結婚式の場合は多額のキャンセル料が発生してしまうので、家族や親族とよく相談してどうするか決めるといいですね。ちなみに入籍は全く問題ないです。
年賀状
「おめでとうございます」など、祝う言葉を使うとあまり良くないので、もし出したいなら「寒中見舞い」にした方がいいです。
正月飾り
正月飾りには、無事に1年を過ごせたことを喜び、感謝して祝う意味があります。なので「身内に不幸があった = 無事に新年を迎えることができなかった」となるので、控えた方がいいのです。
やっても大丈夫なこと
「これも大丈夫なんだ!」と思うものばかりでした。
お節料理を食べる
お節料理にはいろいろな意味合いがあるのですが、長寿の象徴である海老を食べたり、金運アップの意味がある栗きんとんを食べたりするのは全く問題ないそうです。
ただ紅白なますなど、「お祝い」に関連するものは避けた方がいいんですって。私はモリモリ食べちゃいましたけどね^^;
初詣
お参りする時、「おめでとうございます」と新年のご挨拶をするのは控えた方がいいけれど、「いつもありがとうございます」と感謝する気持ちを伝える分にはいいそうです。
厄払い
全く問題ないとのことでした。
後厄なのですが、しっかり厄払いしてもらってきました。
日本のしきたり
例えば「節分の豆まき」や「冬至にゆず風呂に入る」など、厄払いしたり無病息災を願う日本のしきたりは大丈夫とのことでした。
その他 & まとめ
・お年玉
・お墓参り
・お歳暮やお中元
・引っ越し
これらも全く問題ないそうです。
祝うことは避け、願うこと・感謝することなどは問題ないと覚えておくといいですね*
喪中より気を付けたい忌中のNG行動
喪中と忌中の違いって分かりますか?ものすごく簡単に説明すると…
・忌中→亡くなってから49日間
(※神道は50日間)
私たちが忌中の時に絶対したらダメ!って言われたことは…
・鳥居をくぐってはいけない
・仏壇や神棚の扉を閉めておく
・拍手をする時音を立ててはいけない
年賀状・初詣・お節料理など、喪中なら控えた方がいいことも、忌中は絶対ダメなんですって。
人間は亡くなってから四十九日(五十日祭)の法要を終えるまでは、まだ成仏せずに下界にとどまっています。その魂は荒々しく、気を付けないと暴走してしまうので、残された遺族はおとなしく過ごさなければいけないのです。
おまけ
先週、無事に一年祭(仏式で言う一周忌)が終りました。
お供え物のお野菜をたくさん持って帰ってきました♪
ホッとしていたら…。
主人がインフルにかかりました…。
熱出ない・咳も出ない・食欲旺盛でいつも通り元気なのですが、自宅待機しないといけないので、この一週間は2人で家にこもり、ほぼずっとゲームしてました(1人でするゲームなので、隣で見てただけですけど^^;)。
という訳で、プチデジタルデトックスしてました。またボチボチですがブログ再開しようと思っていますのでよろしくお願い致します*
おわりに
現代人に合わせて喪中の過ごし方が緩くなってきていると教えてくださいました。
母の死をキッカケにいろんなことを学べて、不謹慎ですがありがたく感じてしまうりえっこなのでした*
最後まで見てくださってありがとうございます。
更新の励みになりますのでクリックしてもらえるととても嬉しいです♪