実家から離れて暮らしている方は、年末年始やゴールデンウィーク・お盆などの長期休暇を利用して帰省する方も多いかと思います。
気心知れた地元の友人と楽しい時間を過ごすことももちろんいいことですが、ちょっとだけでもいいので家族(親)の変化やこれからのことを見つけて&考えて欲しいなと思っています。
私みたいに、どうしようもなくなってから後悔しないように…。
後で後悔しないために、今からできることを
離れているからこそ気付くことってあると思います。
親の免許証返納について
帰省した時、もしご家族が運転免許と車をお持ちであれば、近くのスーパーでいいので一緒にドライブに出かけてみてください。
その時、
・昔と違って運転が荒い
・知ってる道なのに迷う
・注意散漫になった
などの違和感を感じたら、免許証の返納のことを考えてみてください。
でもいきなり「危なっかしいから免許返納したら!?」とは絶対言わないでくださいね。運転に自信がある方だと怒らせてしまします。そしてもしかしたら自分でも少し考えていることかもしれませんからね。
市町村によって自主返納をすると、購入商品の割引 や 自宅までの無料配送・宿泊料金等施設利用料金の割引などのサポートを受けることができますよ♪
▶運転免許の自主返納をサポート 警視庁
実家の片付けについて
「遺品整理」って聞いたことありますか?
亡くなった家族や大切な人のものを片付けることは、とてもとても辛いです。何年も何十年も手を付けられない方もいらっしゃいます。
なのでできれば生きているうちに整理整頓する「生前整理」をして欲しいのですが…。これがなかなか難しいんですよね…。
無理矢理片付けようとしたら「せっかく帰ってきたのに、勝手に家のモノいろいろして、何よっ!!」って怒らせてしまい、楽しい帰省が台無しになることも…。
使わない = モノを大切にすることではないということを、理解させることは至難の業だと思います。
これは私が実際試して成功したことなのですが、捨てようとするから怒るので、「これちょうだい♩」って持って帰るんです。もちろん使ってもいいですけどね。もし捨ててしまったのに「あれ、まだ使ってるの?」と聞かれたら、壊れちゃったとか、友達がどうしても欲しいって言うからあげちゃったと言ってごまかしました。
▶私が一生懸命「断捨離」や「シンプルライフ」をしようとする理由③ 【 実家の片付け編】
親に嘘を付くのはとても心が痛みますが、そうでもしないといけない状態だったので…。ごめんね、お母さん。
認知性について
免許も片付けもですが、1番気にして欲しいことは「認知症」のこと。
「うちの親はまだ50代だし大丈夫♪」
って思った方、危険です。
めちゃくちゃ早い人なら10代で若年性認知症を発症するんですよ。
毎日一緒に暮らしているなら分からないことも、久々に会うからこそちょっとした違和感・変化を見つけることができます。これはチャンスだと思ってください!!
「スマヌ法」というMCI(軽度認知障害)の簡易チェック方法をご存知ですか?
背中にカタカナの「ス」と「マ」と「ヌ」のどれか一文字書いて、その文字が何か当てるという、感覚機能が低下していないかどうかを調べる方法です。3回以上「ス」を書いたのに「ヌ」と間違ったりするとMCI(軽度認知障害)の疑いがあるそうです。
MCI(軽度認知障害)を放置・適切な処置を行わなければ認知症になってしまいます。
▶軽度認知障害(MCI)とは? | 認知症ねっと
おわりに
親の老いを受け入れたくない気持ちはすごく分かります。そして本人はもっと辛いと思います。
でもだからって放置は絶対良くないので、できるだけ家族や周りの人が早期発見して、楽しい老後を過ごせるようしてあげたいです。
今日から主人は実家へ帰省します。
私はお留守番です。
やりたいことがあるので、寂しいよりワクワクしているりえっこなのでした*
最後まで見てくださってありがとうございます。
更新の励みになりますのでクリックしてもらえるととても嬉しいです♪