子宮がん健診、ちゃん受けていますか?
「婦人科行くの嫌だ」
「めんどくさい」
「恥ずかしい」
「痛そう」
「男だし関係ない」
とか思っていませんか?
どんな病気でもそうですが、早期発見・早期治療が1番大切です。心と身体の負担が軽くで済みます。もちろん費用も。
私が実体験したこと書いていきますので、1人でも多くの方が、ちゃんと検査を受けてくれることを祈ります☆
円錐切除術は15分で終わります
初めて子宮がん検診を受けた話から、実際手術した話までを書いていこうと思います♪
初めて子宮がん検査を受けた話
子宮がんの検査は、20歳の時に市から¥500で受けられると聞き、生理痛もキツかったので、軽いノリで検査を受けました。
数週間後に「再検査が必要です。来院して下さい。」と書いてる紙が郵送されてきました…が、無視しました。「大丈夫だろう」と放置したんです…。
再度検査を受けた話
そして数年後、PMS(生理前症候群)が辛くて別の婦人科へ行った時に、恐る恐る検査を受けたら、軽度の異形成があると診断されました。
異形成とは、簡単に言うとがんになるかもしれないやつです。
※画像お借りしました
軽度ならそのまま経過観測で大丈夫。
運が良ければ消えてなくなるらしいです。
なので半年に一度、検査を受けるようにしました。
ただ、私は2年ほどで中等度に悪化してしまいました…。
中等度でも、しばらくは経過観測でいいとのことだったので、様子を見ていたら、あっという間に高度異形成になり、ついに上皮内がん(0期のがん)だと診断されてしまいました…。
ちなみにがんはⅠ~Ⅳ期に分類されて、それぞれ更に細かく分類されています。
手術を受けることにした話
さすがにここまでくると、本格的ながんになる可能性がかなり高くなります。というか、ほぼ決定です。
「子供がいらない」というのなら、がんになってから子宮ごと切除するという選択もあるのだそうですが、私は子供が欲しかったので、悪い部分だけ取り除く円錐切除術という手術をすることにしました。
2泊3日のプチ入院
2014年5月に、東京の有明がん研病院に入院しました。
最初にカウンセラーの方と看護師さんに、手術や入院生活で心配なこと・不安なことはありませんか?と聞いてくださったので、初めての全身麻酔が怖いと言いました。麻酔から覚めた時に吐いたりする人がいてるので、吐き気が怖いと。
私、自己判断なのですが「嘔吐恐怖症」なので、痛みよりなにより吐き気が1番不安で怖かったのです…。
手術当日、15分で終了
朝の9時に手術室に入り、自ら手術台の上へ。
ドラマで見たことのある、でっかいライトがあったり、メス的なものがあったりで緊張は最高潮に。
執刀医の先生に「めっちゃ緊張します…」って半泣きになっていたら、「大丈夫、吐き気止めの薬、いっぱい入れときましたから♫」と言ってくださり、ホッと一安心。
「5秒で記憶なくなりますよ〜。は〜い、い〜ち、に〜…」
3を待たずして記憶がなくなりました(-_-)zzz
「……ぁん。りえっこさぁん!起きてくださよぉ!」
の声で起きたのが、10時頃。
手術自体は15分ほどで無事に終わりました。
切り取った肉片を主人は見たそうですが、それはそれはグロかったそうです…。
病室のベッドに戻り、麻酔が完全に抜けるまで3時間くらいかかりましたが、意識がハッキリする頃には特にどこも痛くなく、ただただお腹が空いていました…。前日の夜から絶飲食でしたからね…笑
かかった費用
2泊3日入院。
食費・部屋代・手術代 で 約9万円くらいでした。
ちゃんと健診を受けてなくて、がんの状態になってからの手術となると、入院は長引きます。手術も15分で終わりません。
抗ガン剤の治療もするかもしれません。
そうなると髪の毛がなくなったり、激しい吐き気などの辛い副作用が待っています。
お金のことだけじゃなく、精神面・身体面のことを考えると、やっぱり早期発見・早期治療が1番ということになりますね。